非24時間睡眠覚醒症候群の治療続報

この名義は捨てたんですが、治療法が大きく変わっているのでそろそろ書きに来ました。
結論からいうと、むずむず脚症候群でした。むずむず脚症候群の治療をすると、非24時間睡眠覚醒症候群も治りました。
前回↓
http://d.hatena.ne.jp/knowsur/20140819/1408436056
前々回↓
http://d.hatena.ne.jp/knowsur/20140619/1403128343
さて、去年の秋ごろだったか、脚をじっとしていられなくなってしまいました。電車の中でじっと立っている時、エレベーターにいる時、まるで排泄を我慢しているかのように脚を動かしていました。
そのせいで、ろくに眠れなくなり、連続睡眠時間は3時間程度で、あとは寝ているか起きているのかわからない感じでただぼーっとして休みを取ることで睡眠の代わりにして生きるようになっていました。
元々睡眠障害の自覚があるのでわかりました。これはむずむず脚症候群だと。
それを専門にしてるっぽい大きい病院にいきなり予約を入れて行きました。
まずはドパミンアゴニストの貼り薬、ニュープロパッチを処方されましたが、あまり効きませんでした。
次に量を増やしましたが、効きませんでした。
次に、ドパミンアゴニストの飲み薬ビ・シフロールに換えました。少し効きました。
次に、ビ・シフロールの量を増やしました。結構効きました。
次に、むずむず脚症候群に効くというベンゾジアゼピン系のリボトリールを追加しました。なんとか普通の生活ができるようになりました。
この時、なんと、非24時間睡眠覚醒症候群も治ってしまいました。それまでメラトニンとメコバラミンを使わないと24時間周期になってくれなかったのですが、メラトニンとメコバラミンを完全にやめても24時間周期になるようになりました。さらに、ベンゾジアゼピン系のリボトリールを飲んでいるので、睡眠以外の不調のために1日4錠飲んでいたデパスもやめることができました。
むずむず脚症候群は、生活にそんなに支障がない程度には抑えられていますが、まだ結構きついです。
思い出してみると、僕は以前からじっと座っていると脚が気持ち悪くなって、自分で太ももを殴ったり、正座して刺激を与えてみたり、足を机の上に乗せてみたり、椅子に座りながら全身をぴんと真っ直ぐにしてみたり、太ももの裏に本を挟んで脚に刺激を与えてみたり、酒を飲むと脚が痛くなったりしていました。今まで普通のことというか、ただ自分の忍耐力が足りないだけだと勘違いしていたのですが、異常だったんですね。ちなみに酒を飲むと足に違和感があるというのを以前に内科医に相談したこともあったのですが、「普通の酒の作用や」と言われて終わってしまいました。
というわけで、今のところ、むずむず脚症候群対策をすることで、僕の体のあらゆる不調がある程度なんとかなっています。今まででは一番根本原因に近づけていると思います。でも、まだもっと根本の原因に辿れるような気がしています。僕が生きているうちに医学がそこまで辿り着け、かつ、僕がその医療を享受できるのかはわかりませんが。