Chromatone Lite for iPad

iPadApp Storeで現在無料アプリで総合13位。Chromatone Lite for iPadというアプリ。

この鍵盤を俺が最初に知ったのはたしか2002年ごろのことで、当時からすごく興味があった。欲しかった。これが無料で手に入るということにまず驚くし、App Storeで13位という人目のつく場所にこれがある現状にもまた驚く。
触っているとやはり楽しい。既にけっこう従来型の鍵盤に慣れてしまった俺でもこれは扱いやすく感じる。
ただ、インターフェイスiPadのタッチスクリーンなのでタイミングを合わせ辛くまたミスタッチもし易いようなので、楽器としてこのアプリそのものを制作やライヴに使うのは無理がありそうだ。そこでハードウェア版がこれ↓なのだが、
tokyo yusyo | CHROMATONE CT-312
http://chroma.jp/
高い(普通ので189,000円、アウトレット(←意味わからん)価格が66,150円)し音源が不安だし無駄にでかい。
例えばこれをKORGの廉価系のシンセの鍵盤に採用するとか、もしくは音源を外してMIDIキーボードにして安く小さく作るか、でもしてもらわないと買い辛い。
「メソッド」とか敷居の高いことやって実験臭を出すのをやめて、楽器として、つまりKAOSSILATORみたいなガジェットとしてもしくはプロ志向の新楽器(新入力装置)として、要するにオケ全体の中に組み込む機材として音楽制作やライヴに使うことを第一に考えて設計し直してほしい。
個人的には、14平均律とかでこれを使いたい。このインターフェイスは12平均律に特化していないという点が素晴らしい。どうとでも使える。だからこそ、MIDIキーボードとして作るべきなのだ。
全鍵盤が同じタッチ感なのだろうから、ドラム入力用パッドとしても使えそうな気がする。いわゆる指ドラム。