14平均律でアルバムを作って以来、今回初めて12平均律の歌モノをフルコーラスで作ったわけなんだけど、自由になれた気はするな。
従来ならEbmaj7, F#maj7なんて進行は……んん?今弾いてみると機能和声的な機能がすんなり理解できてしまった……こういうことってあるよな……解説は後述するとして、とにかくこれを書いた当時は機能を意識的に理解していなかった。機能を意識的に理解せずに書くというのは従来あまりできなかったことなんだが……
いろいろ書いたけど、削除した。自分の言葉に自分で縛られてしまいそうで。文章化するならもっと経験を積んでから文章化したい。
まあ、めちゃくちゃ一般化すると、一度自分のやりたいことを思いっきりやってみる経験って、何事にも大事なんだろうな。音楽にすら限らずに。

(解説)
Bメロ後半、Am7 D7(b9), Ebmaj7, F#maj7, Fm7 G7(b9) という進行だった。
「Am7 D7(b9), Ebmaj7」まではG minor keyにおけるトゥーファイヴからbVImaj7への進行。問題は「Ebmaj7, F#maj7」の進行なんだが今弾いてみたら即理解できてしまった。これはin EbにおけるImaj7, bIIImaj7の進行だ。同主のmajor keyとminor keyのダイアトニックのメジャーコードが混在するわけだが、ロックではよく使われるやり方だ。更にその続きもin Ebで解釈できてしまう。FmはIIm7で、G7(b9)はin EbのドミナントであるBb7(b9)の代理コードとなる。