久しぶりに週刊ぼからん観てみた。
週刊VOCALOIDランキング #166 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12960666
これが良かった↓からオススメのマイリスト( http://www.nicovideo.jp/mylist/21382583 )に入れた。
初音ミク巡音ルカ】Distorted Princess【オリジナル】 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12867434
ところで、今まで「和風」的なものにはとにかくアンチだったんだが、嫌いと好きはやっぱり紙一重。いきなり好きになったかもしれない。というか、今風の和風があるよな。2007年の和風とは全然違う。それらが、今の週刊ぼからんの中では一番尖った表現に見えて、見ていて気持ちがいい。何を指しているかと言えば、具体的には今回のぼからんで言えば下の2曲を指している。
初音ミク】 能く在る輪廻と猫の噺 【オリジナル曲PV】 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12937818
初音ミク】 からっぽのまにまに 【オリジナル】 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12875726
大衆音楽で尖る必要など無い、むしろ凡庸なものが良い、と今まで思っていたのだが、そうでもなかったかもしれない。俺が00年代後半に萌え文化に惹かれたのはやっぱり当時の萌え文化が尖っていたからだと思う。4536進行・4つ打ち、女性の腹からでなく喉からのビブラートのない発声。これらの特徴を原則とする特異な、他に類を見ない、尖った音楽文化がそこにあった。そこに出会った時に俺が内心発していた声はやっぱり「なんだこれ!?」だったと思う。
そして今は、ニコニコ動画の和風の新しい流れに未来を感じてる。かもしれない。何かを変えてくれそうな気がする。
見ている側としてもそうだけど、作る側になった時に余計にあるかも。尖ったものや、何かを変えてくれそうな新しいものに飛びつきたい気持ちが。というか、変なものじゃないと作る気にならない。なんというか笑いながら「こんなんでいいのかよwww」って言いながら作るようなものじゃないと作る気にならない。それなのに凡庸なものこそがポップスだ俺はポップスがやりたいんだ、と思い込んでたから、今まで空回りしてたのかも。